NANA MIZUKI LIVE HEROES2023

2023年１月２１日、２２日にさいたまスーパーアリーナにて開催されたLIVE HEROES2023に参加してきました。

不思議なものでライブって「参加するもの」なんですよね…。２Days公演の間（２日目の昼）に朗読劇を観劇したんですが、そっちは観るものなのにライブは参加するものだなぁと思うのは不思議。

LIVE HEROESは水樹奈々さんがこれまで出演してきた作品、楽曲を提供してきた作品を中心とした2Daysライブです。
１日目はLIGHTNING MODE、代表作の一つである「魔法少女リリカルなのは」シリーズで奈々さんが演じたフェイト・テスタロッサ・ハラオウンを象徴する黄色と稲妻をイメージビジュアルとし、リリカルなのはシリーズの楽曲を軸とした公演。
２日目はBLADE MODE、代表作の一つである「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズで奈々さんが演じた風鳴翼を象徴する青色と剣をイメージビジュアルとし、シンフォギアシリーズの楽曲を軸とした公演。
詳しいセットリスト等は各種音楽サブスクリプションサービスにて確認できると思います。ご興味ある方はぜひ。

国家試験対策のため２０２２年夏ツアーに参加しなかった私にとっては実に１年以上ぶりのライブ。
TVアニメ「魔法少女リリカルなのは」のオープニングテーマ、innocent starterから始まった２日間のライブはあまりにも楽しくて胸がいっぱいで、今日ここまでこられて本当によかった……と思いました。
特に強く印象に残ったのは、LIGHTNING MODEの本編ラストのMC。

以下、当日書いたツイートおよびふせったーからコピペ。

LIVE HEROES本編ラストMC、「特殊な力を持っているからヒーローなのではなくて、強い思いに力がついてきたのが彼ら彼女らなんだと思う」からの「鉄人だって言われる私だけど、ただの人です」はさすがに泣くじゃん

「自力で飛べないし手からビームだって出せない、だけど私を支えてくれるみんなが、私をヒーローに近づけてくれる」「私にとっては、そんな力をくれるみんながヒーロー」
ともすれば現人神のような畏敬の念すら抱かれることのある水樹奈々が、あの水樹奈々があっさりと「自分はただの人」だって言うのすごいことだなと思うんですよ
本当になんでもないことのように気負いなく「私だってただの人です」、2010年くらいの激務スケジュールをこなしてピンピンしてた頃の奈々ちゃんからは出てこない言葉なんじゃないかと思って…あの頃の奈々ちゃんってかなり無敵というか無茶というか、休みなしで生き急いでるみたいな節があった奈々ちゃんが、歌えなくなって（LIVE FLIGHT）、休むことも大切なことだって分かっている今の奈々ちゃんだからファンの前でさえ「私もただの人」って言ってくれたんじゃないかと思ったんですよね

（コピペここまで）

私は2005年にテイルズオブシンフォニアのコレット・ブルーネル役をきっかけに奈々さんのファンになって、今年でファン歴18年目になります。
上でも書いた通りで、2010年ごろの水樹奈々さんは「休みと言えば弾丸旅行」「家でおとなしくなんかしてらんない！」という鉄人っぷりを遺憾なく発揮し続けていました。紅白歌合戦に出場していたのも大体このくらいの時期で、オリコンウィークリーチャート１位を獲得するなど、おそらく一般的な「声優」とは忙しさが段違いだったであろうと想像できます。
当時の奈々さんからはきっと「私も人間」という言葉は出てこなかったと思うのです。

「みんなが私にとってのヒーロー」、そう言ってくれた奈々さんに、また素晴らしい光の海を贈れる日がくるように、改めて頑張ろうと思いました。
どんなときも最高の笑顔で待っている奈々さんに、何の憂いもなく会いに行けますように。