LIVE RUNNER 2020 →2022 水樹奈々 2022年01月08日 2020年で歌手デビュー20周年を迎えた声優アーティスト・水樹奈々の最長ライブツアーは新型コロナウイルス感染症の流行のため全公演中止に。その幻のライブツアーをベースにしつつさらにパワーアップした、「NANA MIZUKI LIVE RUNNER 2020→2022」が2022年1月3日・4日の2日間、さいたまスーパーアリーナにて開催されました。なんと明日(1月9日)に別のゲームコンテンツのライブを控えているので取り急ぎ感想だけざっくりまとめてしまおうと思って書いています。ライブ自体のネタバレは一応しない方向ですがMCについては言及します。1月21日の配信待ちで何も見たくない方もおられると思うので、残りは折りたたんでおきますね。 個人的にさいたまスーパーアリーナという会場が大好きなこともあって、入場しただけでもう胸がいっぱいでした。私が初めてさいたまスーパーアリーナという会場の名前を知ったのは、水樹奈々さんの2007年-2008年のツアー LIVE FORMULA 2007-2008のとき。この時はまだライブに参加する方法がよく分かっておらず、たしか名古屋公演のチケットの一般発売に挑戦して瞬殺で終わった覚えがあります。(翌年のLIVE FEVER2009に備えてファンクラブに入りました)そんなFORMULAツアーの千秋楽公演が、2008年1月3日。奇しくも全く同じ日付でのさいたまスーパーアリーナ公演。奈々さんのライブ映像で何度も見たさいたまスーパーアリーナ。美しい、青い光の波。またこの場所に来ることができたのだと、それだけで感動ものでした。最初のMC、「みんなにこうやって会えるのは841日ぶり」と何度も何度も繰り返す奈々さんが、ファンとの時間を、ライブという空間を体験を愛してくれているんだと伝わってきてもう胸がいっぱいでした。会えなかった時間が寂しくてたまらなかったのは私たちファンだけではなかった。奈々さんだって、私たちに会いたいとずっと願ってくれていた。ファンクラブイベントの配信や新曲リリース記念特番、オンラインでのアコースティックライブなど、あらゆる場所で奈々さんが「もっとみんなに会いたい」と言っていたことは、本当に何一つうそではなかった。奈々さん自身、「第一声から泣いてしまって声裏返ったまま歌っちゃった」とおっしゃってましたが、正直私も1コーラス目泣いててそんなの聞き分けられてないくらいでした。後のMCで「みんないろんな決意をしてきてくれた」「勇気をもってきてくれてありがとう」と話されていましたが、この決意にはいろんな意味合いがあると思うんです。ライブのチケットを申し込むことも、会場に足を運ぶことも、チケットを申し込まないことも、全部。いろんなファンがいて、みんなそれぞれに生活があって、いろんな考え方があって。その中でどうするのか決めること、会場に行く選択をする勇気も、行かない選択をする勇気も、全部が奈々さんにとって「ありがとう」なんじゃないか。そう感じて、これが、これが私が好きな水樹奈々さんなんだと泣きそうになったことを強く覚えています。LIVE EXPRESS京都以来のライブ参加だった私にとっては、およそ898日ぶりの再会。歌われる曲それぞれ、見る演出それぞれ、私には私だけの思い出がいくつもあります。奈々さんと過ごしてきた時間を時には振り返りながら、今この耳で聞いている声が、歌が、音楽が、本当に今現在のものであることを確認するたびに、ここにいられること、来ることができたことへの感謝が尽きない2Days公演でした。 7色にライトアップされたさいたまスーパーアリーナ。さいたまスーパーアリーナ運営のご厚意でレインボーカラーにしてくださったそうです。 PR