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声優・歌手の水樹奈々さんが大好き(S.C.NANA NET会員)/声優の八代拓さんを応援しています

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NANA MIZUKI LIVE GALAXY 2016

LIVE GALAXYお疲れ様でした。
CASTLEには参加しなかった私ですが、GALAXYも二日目の中盤からぐったりしていた私ですが、めちゃくちゃ楽しくて感動的なライブでした。
愛の星で浄化されて元気になったところまでいい思い出です。

というわけで、延々とただ水樹奈々さんが好きだということを語ってみた。
途中で私が水樹さん以外に好きな声優の神谷浩史さんに言及してますが、比較sageの意図はありません。そう読めたらごめんなさい。



水樹奈々さんが好きだ。小学6年生の時に聞いた「テイルズオブシンフォニア」のドラマCDのボーナストラックで地声とキャラ声の差に驚き、シングル「WILD EYES」のタイトルチューンのかっこよさと収録楽曲のバリエーションに驚き、いつの間にか彼女の応援をすること、彼女のファンでいることは、私という人間にとっての当たり前、もはやアイデンティティと言っても過言ではないものとなった。

ところが実際、私が水樹奈々さんの大きな節目のライブに参加したことは少ない。
大きな理由は私が地方住まいであることと、貧乏学生だったことにあるのだが、それ以外にも強いて挙げられる理由があるとするなら、それは恐怖心だっただろう。

2015年9月、私は声優・神谷浩史さんの初の単独ライブのライブビューイングに参加した。直前までさんざん「行きたいような気もする」「でもなんか怖い」「何が怖いか分かんないけど怖い……」とtwitterで呟いていたことは、私の記憶に新しい。最終的には周囲の方の助言を得てライブビューイングに参加したのだが、観終わった後の私は呆然とした状態で駅まで戻り、呆然としたまま自身の最寄り駅まで電車に揺られていた。
圧倒された、とでも言うのだろうか。私はライブ以前から神谷さんのファンであり、実際に神谷さんがご出演のステージイベントに参加した数は多くないものの、映像化しているものはできるだけ購入していたし、映像を見てやれかっこいいだのやれ素敵だのと騒いでもいた。ところが、ライブビューイングで見た神谷さんのステージングは、今まで見ていたどんな映像とも違った。リアルタイムとはこれほどまでの力を持っているのか、と痛感したのだ。かっこいいだの素敵だのすごいだの、そんな言葉では足りない。圧倒的で、ただただ圧倒的で、一挙手一投足すべてにエネルギーが満ち溢れていた。陳腐な言葉だがスーパースターだった。無敵マリオだった。なのはさんにスターライトブレイカーをぶちこまれたような、そういう圧倒的な何かを浴びて帰途についたのだ。

常に何かくだらないことを考えて過ごしている私としては、この「圧倒されて呆然とする」ことはとんでもない恐怖であった。
何も考えられない。楽しかったはずなのに、素敵だったはずなのに、途方に暮れてしまったような感覚。
そういったものは私の人生において、受験でちょっと失敗した時くらいしかなかったのに、憧れの人のステージを見て満足度が高いはずなのにそんなふうになってしまったことは、私にとって一つの恐怖体験となっていた。

それからおよそ半年である。
東京ドームの客席は熱気に満ちていた。
誰もがこれから始まるライブを、銀河の創世を待ちわびて仕方がないといった様子で座っていた。ペンライトの準備をしていた。ステージ中央のモニュメントについてあーだこーだと推測していた。
期待、不安、緊張、興奮……すべてが混在した、怒涛のライブが始まった。

ダブルアンコールまで含めて、約3時間半。
水樹奈々は走った。歌った。どんな遠い座席にも、どんな近い座席にも等しく愛を歌った。
それはツアーで訪れる地方ホールで見せるものと、何の遜色もなかった。
大会場だからと身構えるわけでなく、余計に気負うでもなく、水樹奈々は水樹奈々のままで、観客を笑顔と熱狂に引き込んだ。

終わってみれば何の事はない、かなり会場が大きいだけの、いつものライブだったのだ。
私が先走って感じていた恐怖は、取り越し苦労に他ならなかった。
「水樹奈々が歌う場所である」限り、どんな大きな会場も彼女の色に染まるのだ。
歌っていることが楽しい! 歌が大好き! みんなの笑顔が大好き!  そんな思いが彼女の全身から迸っていて、それだけでもう、恐れるものなどなかったのだ。

2days公演を歌い続け、走り続け、そして笑い続けた奈々さんは、私がずっと憧れて追いかけてきた、あの水樹奈々さんでしかなかったのだ。
体力的にはどう考えても超人だけど、私が大好きな、あの水樹奈々さんが、昔と変わらないままそこで歌っていたのだ。

2日間の最後のMCで、彼女はこう述べている。
「これからももっと、とんでもないことをしちゃうかもしれないけど……。ここでしかできないこと、もっとたくさんやっていきます。みんな、ついてきてね!」

私は水樹奈々さんが好きだ。
奈々さんとしか味わえないたくさんのことを、奈々さんとしか見られないことを、これからももっと経験していきたい。
そして願わくは、彼女としか見られない光景を見たいと思うファンが、これからも増えていきますように。
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