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『8P』8周年イベント感想

イベントのアーカイブ配信をアニメイトチケットオンラインで販売中!(2025年2月23日(日)21時までチケット販売、視聴は同日23:59まで)

「8P」8周年イベント<昼の部>

「8P」8周年イベント<夜の部>

以下は若手男性声優ユニット『8P』の8周年イベントに参加した感想です。
公演内容をそこそこ説明しています。
筆者は八代拓さんのファンなので感想が偏っています。
気を付けたつもりですが割とくどくどした文章です。

以上ご容赦ください。





「僕たち、8P(エイトピース)でーす!」
 その名乗りが大好きだ。久しぶりに8人が揃う姿を見られてよかったな、というのが最初の感想だった。

 ナレーション、アニメやゲームのキャラクター音声、洋画の吹き替え、さらに近年は本人の顔を出してのバラエティ番組や写真集発売、アーティスト活動。今や『声優』の仕事は多岐にわたる。……とは恐らく2000年代既に言われているものと思うし、自分にとって青春時代と呼べる2010年代には既にかなりの数の声優が、いわゆる顔出し役者、一般的な芸能人や歌手と変わりないほどメディアに露出するようになっていた。
 8Pは、そういう流れの中で声優という職業にある8人の男性を、まあ俗に言えば上手いことユニット化してややアイドル的にややグループ的に売ろうとしたコンテンツである。
 メンバーは虹の7色+白で8人。ユニット活動としては2016年にお披露目イベントを開催して以降、2025年時点で9年続いている。

赤:畠中祐
(遊☆戯☆王ZEXAL 九十九遊馬役、東京リベンジャーズ 柴猪戒役 他)
ピンク:野上翔
(アイドルマスターSideM 伊瀬谷四季役、ゾイドワイルドZERO レオ・コンラッド役 他)
黄:八代拓
(アイドルマスターSideM 柏木翼役、るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(2023年版)相楽佐之助役 他)
緑:榎木淳弥
(刀剣乱舞ONLINE 堀川国広役、機動戦士ガンダムNT ヨナ・バシュタ役 他)
水色:ランズベリー・アーサー
(スタミュ 月皇海斗役、遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!ユウディアス・ベルギャー役 他)
青:髙坂篤志
(ヘタリアシリーズ プロイセン役、 白猫プロジェクト ヴィクトール・フォントネル役 他)
紫:益山武明
(アイドルマスターSideM 紅井朱雀役、ソードアート・オンライン アリシゼーション エルドリエ・シンセシス・サーティワン役 他)
白:千葉翔也
(アイドルマスターSideM 秋山隼人役、アオのハコ 猪股大喜役、他)

 以上8名がメンバーだ。ユニット開始以前の代表作・出世作と2025年時点の恐らくたくさんの人がタイトルを目にしたことがあるだろう出演作を併記した。まったく自分の手柄ではないが、こうやって眺める、9年の彼らの実績を私はこっそり誇っている。

 8人中4人出演でのリリースイベントなどはあったものの、8人勢揃いは2019年の3周年イベント以来らしい。もちろん当時参加した。バラエティ、朗読、ライブといかにも声優系イベントらしい構成での昼夜2回公演。場所は読売ホール。

 懐かしい懐かしい、なんて思い出に浸る間もなくイベントは進んでいく。

 約30分かけて、昼は『百鬼夜行物語』、夜は『Heaven&Lost』の朗読劇。スーツの上にマントを羽織った立ち姿がかっこいい。

『百鬼夜行物語』は8人が平安時代をモチーフに妖怪を演じるオムニバス形式のドラマ。
 ドラマCDも既に発売済みで、イベントで披露されたのは後日譚のようなもの。鎌鼬の鎌風(演:髙坂篤志)と化け猫の吹雪(演:千葉翔也)、2人(2匹?)のぎこちない関係が聞きどころ……なのだが、個人的にはとにかく九尾の狐・華陽(演:八代拓)にたぶらかされたくてたまらない。なんだあの色気のある声。いや騙しにかかってるんだから当然なんだけど。どこかの貴族の屋敷に潜り込んでその屋敷の姫をたぶらかしてるんだから当たり前なのだが、なんだあれ。第一声から口角が上がりっぱなしで抑えられなかった。

『Heaven&Lost』は「ヘヴンへ至る鍵」を求めて4人1組のチームとして戦う青年たちの物語。ドラマCDシリーズとして3枚発売されている。
 イベントで披露されたのは、壊れゆく世界に戸惑う白陣営Kringrのナツキ(演:ランズベリー・アーサー)、黒陣営Crowsのシリウス(演:畠中祐)をメインに据えた少し切ない物語。敵同士の2人が壊れゆく世界で初めて互いを知るのが聞きどころ。
 ……すみません白陣営Kringerのシュウ(演:八代拓)の最強キャラ感がシリーズ初回から大好きすぎてたまりませんでした。シュウは『ヘヴンへ至る鍵』の秘密を知っているらしく、常に余裕そうな態度のミステリアスな青年。すーーっごいよかった。かっこいい。あんなに強いのに暗い部屋で小さくなって座って終わりを待っている寂寥感がいい。

 朗読劇の後はバラエティパート。昼はジェスチャーゲーム、夜は観客へ質問して得た回答をヒントにお題を当てる「お題推理ゲーム」。動画番組8P Channelシリーズの名場面・迷場面を彷彿とさせるお題たちに、やっぱり懐かしさが募る。
 余談だが、夜のお題で出た「パンダ」を当てるために益山さんが言った「想像してほしいんだけど、俺が(そのお題の生き物と)戦ったら勝てる?」からの流れが面白すぎて本当に涙が出るほど笑った。観客の過半数が「益山さんはパンダに勝てる」との回答をした。熊系だよ猛獣だよ?とメンバーたちは言いたげだが、シンプルに想像上の益山さんには最強でいてほしすぎる。パンダにも熊にも勝ってほしい。

 バラエティパートが終われば再び朗読劇。

 昼は『Good Goodbye』、夜は『Happy Celebration』と完全新作のストーリーだ。ヤガワ ユウキという人物の葬儀の日に巡りあった8人のドタバタの一夜を描く『Good Goodbye』。そこから1年半後、新郎ジュウジョウ マサオミ・新婦コンドウ クミの結婚式の日に再び巡りあった8人を画く『Happy Celebration』。
 どちらも8人の熱演が光るが、特に『Happy Celebration』での山南(演:髙坂篤志)の新郎の友人代表スピーチの場面は引き込まれた。スピーチが終わるなり会場中から拍手が送られるくらい、会場中を結婚披露宴の場にしてしまった。

 朗読が終わって少しトーク。イベントに向けて寄せられたメッセージを読みながら、揃うってやっぱりいいよね、といった空気の8人。
 番組では毎シーズン1回はエチュードをやっていたので、「エチュードやらずに終わっていいのか?」と平和なイベント進行をなぜか不安がるメンバーたち。台本にはないのに夜公演でわざわざエチュードをやってくれた8人のサービス精神がうれしい。

 それぞれからの挨拶の後は、番組エンディングテーマの「FULL VOLUME!!」を披露。華やかなライブてで放たれる銀テープのような特効演出なんてなくても、8人みんなの笑顔が、「またね」の約束が、何よりのおみやげだった。

 挨拶で髙坂さんが言っていたが、「予算がないわけじゃない、不仲になったわけじゃない、8人でやりたいけどとにかくスケジュールがとれない」というのが更新休止の理由なのは間違いない。
 売れっ子になった彼らを7年応援してこられたことは私にとってささやかな誇りのようなものだから、さびしいけど、今はただ待っていよう。
 声優力をアップさせることを掲げて始まった8P。千葉さんが夜の挨拶で述べたように、「声優である限り、僕らは8P」だから。

イベントのアーカイブ配信をアニメイトチケットオンラインで販売中!(2025年2月23日(日)21時までチケット販売、視聴は同日23:59まで)

「8P」8周年イベント<昼の部>

「8P」8周年イベント<夜の部>



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